2008年03月31日

星の化身?・プシキニア リバノテイカ

15699.jpg

プシキニア リバノテイカ

イーハトーブも春めいて、庭の枯れ草を取ったりと、庭いじりも楽しくなってきました。

白鳥も北へ帰り寂しくなった空は 春霞のように どんより・・・・

白鳥を眺めて空ばかり見ていたら、あらあら、春が足元に来ていましたよ。

「プシキニア リバノテイカ」 

舌をかみそうな名の花ですが、毎年おなじみですね。

この時期にいつも紹介していますが、 なんともいえない、澄んだブルーがきれいな花です。

スッキリした姿と清らかな色をした球根の花で、私のお気に入りの一つです。

淡いブルーにダークブルーのストライプ、 6枚の花ビラが開いた姿は、まるで お星様の生まれ変わりのような・・・・・地上にこぼれたお星様が花開いたような そんな清らかな花です。

シラーに似た葉と茎を持ち、 ムスカルリみたいに房状に花が咲きます。

10〜15センチぐらいの可愛い花で、 春 いち早く 我が家の庭に咲き出します。プシキニア リバノテイカ2.jpg

中近東コーサカス地方原産で、高温に弱く,温暖な地域では育ちにくい花で、涼しいイーハトーブには、育てやすい北国向きのお花のようです。

夏に日陰になる場所に植えつければ 数年そのままで、植え替えなしでも毎年綺麗な花が咲くとっても優しい花です。

不精者の私にはもってこいの花です〜〜〜

PICT4790.JPG

数年前「サカタのタネ」より カタログショッピングで購入しました。

開花時期は、3月末あたりから4月中頃まで。
寒さに強く早くから咲き始めます。

昨年は 寒い日が続き4月に入って例年より遅く ひっそりと花が咲きましたが、今年はもう咲き出しています。

このところの雨で寒いように思っていましたが、今年の2,3月は温かい日が多かったのでしょう。

バラやクレマチスも、沢山の新芽が出ています。

イーハトーブの桜の開花予報も昨年よりだいぶ早まり、4月14,5日ごろになるとのことです。
PICT4815.JPG

学 名 Puschkinia scilloides var.libanotica
科 名 ユリ科 プシキニア属
花 期 3 〜 4月
別 名 プシキニア・スキロイデス
球根植物
プシキニア リバノテイカ3.jpg

写真・マイガーデンより 2008 3 29 写
posted by mari at 11:48| 岩手 ☁| Comment(12) | TrackBack(0) | 四季の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アンデルセン氏白鳥の歌

2008年 03月 03日.jpg
夕日と白鳥・高松の池 「盛岡心情」を運営されているらくださん撮影

アンデルセン童話で、私の好きな物語、「第二十夜」と、「第二十八夜」があります。

「第二十八夜」は、賢治の「アンデルセン白鳥の歌」のもとになったと言われています。

賢治の「アンデルセン氏白鳥の歌」の連作です。


「アンデルセン氏白鳥の歌」

690  「聞けよ」("Hore,")
       また、
     月はかたりぬ
     やさしくも
     アンデルセンの月はかたりぬ。
        

691   海あかく
      そらとけじめもあらざれば
      みなそこに立つ藻もあらはなり。
        

692   みなそこの
      黒き藻はみな月光に
      あやしき腕をさしのぶるなり。


693   おゝさかな、
      そらよりかろきかゞやきの
      アンデルセンの海を行くかな。


694   ましろなる羽も融け行き
      白鳥は
      むれをはなれて
      海にくだりぬ
        

695   わだつみに
      ねたみは起り
      青白きほのほのごとく白鳥に寄す。
        

695a   青白きほのほは海に燃えたれど
       かうかうとして
      鳥はねむれり
        

696   あかつきの
      琥珀ひかればしらしらと
      アンデルセンの月はしずみぬ。
        

697   あかつきの琥珀ひかれば白鳥の
      こころにはかにうち勇むかな。
        

698   白鳥の
      つばさは張られ
      かゞやける琥珀のそらに
      ひたのぼり行く。

                  (校本全集1「歌稿B」より)
2008年 03月 21日.jpg
2008・3・21 旅立ちの朝 「盛岡心情」を運営されているらくださん撮影


この「アンデルセン氏白鳥の歌」の「歌稿B」は、二番目の妹シゲの清書です。
冒頭の歌「("Hore,")の o は 上に点が二つついているドイツの文字だそうです。

「歌稿B」があると言うことは、 「歌稿A」も もちろんあります。

「歌稿A」は、直ぐ下の妹 トシの清書で書かれ「トシ筆写歌稿」と呼ばれています。
トシの清書は「大正6年7月の(645)までで トシが亡くなる年まで続いています。
トシが死んだのは、賢治がまだ農学校在職中の元気な頃ですが、病気で静養中の妹に、自分の短歌を清書させています。
病弱な妹に神経を使う仕事を頼んでいるなんて・・・・
トシの優しさ 兄思いが忍ばれます。

「第二十八夜」の、きれいなアンデルセンの世界も 、賢治の短歌の世界では、すこし不気味な雰囲気になっています。
このころの賢治の心が反映されていたのでしょう。

下に「第二十八夜」を載せております。
併せて読むと もっと賢治の「アンデルセン氏白鳥の歌」の連作が解ると思います。

宮沢賢治はアンデルセンに、岩崎ちひろさんは、賢治に触発され・・・と素晴らしい童話は引き継がれていくんですね。

文中のイメージ写真は「盛岡心情」を運営されているらくださんからお借りしました

まだ続きがあります。(*^_^*)
posted by mari at 09:09| 岩手 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 宮沢賢治作品とイーハトーブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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