2008年04月13日

小さな美術館・野の花美術館

深沢紅子さんの美術館2.jpg
近くにありながら、まだ一度も見に行くことが出来ないでいた「深沢紅子 野の花美術館」に 仕事の合間をぬって、やっと見に行ってきました。

盛岡出身の画家 深沢紅子さんの作品が展示されている小さな美術館・「野の花美術館」(佐藤晴久館長)は、彼女が子供の頃に遊び慣れ親しんだ 上の橋と与の字橋にはさまれた 市内中心を流れる中津川の川沿いに、白く清楚に建っており、穏やかな彼女の人柄を偲ばせています。

深沢紅子(明治36年〜平成5年)さんの作品が展示されている当美術館は、深沢家より、盛岡市に野の花を描いた水彩画と油彩画二百数十点が寄贈されたのを契機に平成8年9月に、開館し、野の花や女性をテーマにした作品がメインに展示されています。

訪れた日は、「一水会選抜展」特別展が行われており、歴史ある美術団体「一水会」に所属する画家の、最新作を集めた展覧会が行われていました。
深沢紅子さんの作品とともに、同館の重石晃子前館長や、優れた画家の作品が並び、風景や人物を描いた油絵33点が会場を彩っていました。
「一水会選抜展」は、4月15日まで。
毎週月曜休館。
開場は午前10時から午後6時(最終日は午後4時)まで。
入場料は大人500円、高校・大学生300円、小中学生200円。

ポストカード1.jpg

明治36年生まれの深沢紅子さんも岩手、盛岡の土壌が生んだ秀れた画家です。
深沢紅子さんは、生きる範を野の花に多くを学び、静かに大地に根づいて生きる花々と向かい合い 深沢紅子さんの作品と人となりが、折々の企画展を通し、県内外にも知られるようになってきております。

今回、企画展のために展示された夫、深沢省三氏の作品も展示され、ご夫妻それぞれの持ち味の違いも、じっくり鑑賞することができました。
私は油絵より、60過ぎてから描き始めた野の花の水彩画が好きです。
帰りには、忘れな草の一筆箋とハガキを購入しました。
ポストカード111.jpg

深沢紅子さんは、幼少より日本画を学び、東京女子美術学校(現在の女子美術大学)在学中に、洋画に転じました。
若くして画家深沢省三氏と結婚し 五人の子をもうけ、妻、母、主婦としてその任を果たしつつ、90年の生涯を画家として の模索と制作に終始、それを全ういたしました。
深沢紅子の作品は、清々しいロマンに溢れ、高貴な香りを漂わせています。
時流による絵画形式の変化とは無縁で、自身の美意識による独自の画風を築きました。
画壇に発表した作品の多くは女性像で、家族や親しい人をモデルに描かれています。
写実より、その人の気配や雰囲気に主眼が置かれた表現となっています。
昭和54年、76歳の時、類焼によりそれまでの作品の多くを失いましたが、「これは神様の意思、絵はこれから描けばよい」と言い、水彩画「野の花シリーズ」500点を描きあげ、90歳で生涯を閉じました。
油彩画絵はがきは1.jpg

まだ続きがあります。(*^_^*)
posted by mari at 01:04| 岩手 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 岩手・盛岡 四季歳時記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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