2007年09月21日

彼岸花

 ヒガンバナ(曼珠沙華)

秋の彼岸近く、放射状に花開く 赤く燃えるヒガンバナ。
biguri.jpg
顔白ビーグルさん撮影・H18「富士と彼岸花」

東北以南に分布し、イーハトーブでは見られない、あこがれの花の 彼岸花。
9月中旬なると、棚田に一面に咲く真っ赤な彼岸花の写真が送られてきます。
fujitaaka.jpg
Fujitaさん撮影・H18・埼玉県巾着田にて

田んぼの中にたたずむ一輪の彼岸花。
燃えるような色が一面に咲きほこるヒガンバナ。 !
赤いヒガンバナは、稲の黄、空の青、雲の白、草の緑と実にマッチしとても綺麗ですね。 
meri18.jpg
めり撮影・H18・長崎県鬼木の棚田

彼岸花は、2500年も前に中国から日本に伝わってきました。
しかし、有毒であることから、シビトバナなど不吉な名前が多く、あまり好まれる花でなかったのでしょうか?
万葉集をはじめとする日本の古典文学にもほとんど登場しません。
毒々しい赤い花は当時の日本人の趣味ではなかったのでしょうか。
江戸時代になって俳句などに登場しはじめ、本格的に登場するのは明治以降です。
ヒガンバナへの感情や美意識の変化の表れかとも思いますが、登場する呼び名は「曼珠沙華」と「ヒガンバナ」だけのようです。
aramisan.jpg
さわたりあらみさん撮影・H18

彼岸花の花言葉は「悲しい思い出」「想うはあなた」「また会う日を楽しみに」があります。
韓国でも「相思華」といって「葉は花を想い、花は葉を想う」といわれています。
これは彼岸花が花と葉を同時に見ることができないという特徴から、何となく遠くに想いを馳せている感じがしてとても良いネーミングですね。

別名も「マンジュシャゲ」のほか、「ユウレイバナ」とか「シビトバナ」、「ハカバナ」、「カジバナ」など、全国各地の地方名をあわせれば1000種類ほどあるそうです。

ヒガンバナの別名 「シビレバナ」「ドクバナ」「ニガクサ」「ジゴクハナ」 シビトバナ、キツネバナ、キツネノタイマツ、キツネノシリヌグイ、ステゴグサ、シタマガリ、シタコジケ、テクサリバナ、ユウレイバナ、ハヌケグサ、ヤクビョウバナなどいやな名もあるが、ハミズハナミズ、ノダイマツ、カエンソウなど雅な名もある。
学名を「Lycoris radiata Herb」といい、ヒガンバナ科に属する。
(以上、牧野富太郎著「植物の知識」講談社文庫より)

それぞれの呼び名から、人々の思い入れや関わりあいが伝わってきそうですね。
名前が変わるだけでイメージも変わってしまいます。
様々な地方名を集めるだけでも、面白いかも知れませんね。

最近では素直にヒガンバナの美しさを認め、いち早く季節を伝える花として、マスコミ等をにぎわす花となっており、趣味・園芸としても広く普及しております。

嬉しいことに、最近では、寒さに強い彼岸花科の花も出回り イーハトーブでも鉢植えの彼岸花が見られるようになってきました。
posted by mari at 11:16| 岩手 ☀| Comment(12) | TrackBack(0) | 四季の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
憧れですね。
彼岸花に恋をしたことも
ありますよ〜笑

次々と便りが届くでしょう・・・

是非UPしたい彼岸花!ですね。
Posted by sakura at 2007年09月21日 23:56
彼岸花も昔は、忌み嫌われたお花ですが
今では趣味で植えておられる方も
多くなりましたね。

彼岸花のイメージは赤色でしたが、
白い彼岸花もあって
趣味のお花と言うイメージになってきましたね。

今はどこのブログでも彼岸花が咲いています。
パリではこの花を見ることは余りありませんね。
Posted by Miyoko at 2007年09月22日 01:29
夏つばきさん。
しばしご無沙汰でございました。

山口百恵の「曼珠沙華」を口づさんで、懐かしくこの記事を見てましたよ。
歌がヒットしていた当時、子供だった私には、その歌の「妖艶」さに大人の女性の憧を抱いていました。花の姿を知ったのは大分たってからですが、歌に歌われるイメージとピッタリで、ため息ものです。

こんなしっとりとした女性になって見たいもんですねぇ。あはははっ、私にはムリだな(^▽^)



Posted by めいぷる at 2007年09月22日 09:12
埼玉にいたころ、「巾着田」というところの「彼岸花」を見ました。
すごく綺麗で、日本一と聞きました。
さわたりあらみさんのお写真は
そこの彼岸花の様子に良く似ています。
Posted by たんぽぽ at 2007年09月22日 16:27
夏つばきさんありがとう
一応まだ今年は開花が遅いので11月12月はまた作る予定なのまたご連絡するね
皆さんとても素敵な写真ね勉強になるな。
Posted by GREEN at 2007年09月22日 23:27
さくらさん
こちらでは見られないだけに余計憧れてしまいますね。

でも最近寒さに強い花が出来たようで近所でも見かけました。
今年は暑すぎて?遅いようですね。
Posted by 夏つばき at 2007年09月23日 00:42
Miyokoさん
珍しいですね世界中のお花が集まるパリで見かけないとは。

彼岸花の別名「リコリス」は、ギリシャ神話に登場する海の女神で 一説にはローマの詩人ガッルスの恋愛悲歌に登場する女優でアントニウスの愛人の名前とか?
Posted by 夏つばき at 2007年09月23日 00:48
めいぷるさん
こちらでは見られないのに 名だけは有名で本当に憧れてしまいますね。

情熱的なめいぷるさん 彼岸花のように はじけた明るさがぴったりのように思っていますよ(^-^)
Posted by 夏つばき at 2007年09月23日 00:53
たんぽぽさん
埼玉にも住んでいらしたんですか。

巾着田の彼岸花は日本一と聞いています。
すばらしいことでしょうね、満開の時季は。

あらみさんは多摩川付近の方ですから見に行かれていると思いますが、この写真には相模原公園とコメントが付いていました。

巾着だの彼岸花はやはり 多摩川付近にお住まいの Fujitaさんから頂いた彼岸花がそうですよ。

実際に私は見たことがないので解りませんが花の形いろいろあるのでしょうね。
Posted by 夏つばき at 2007年09月23日 01:02
懐かしい写真ありがとうございます。
うれしいですね。
昨日、鬼木に息子と初めて行ってきました。
でも、あまりの暑さに歩きたがらない小6。
やっぱりこういう場所は一人で行かなくちゃらないようで寂しいですね。

昨年こっそり彼岸花の球根を我が家の庭に移したまますっかり忘れていたら一つだけ咲きましたよ〜来年はもうちょっと咲いてくれるでしょうか?
Posted by めり at 2007年09月23日 12:58
めりさん
ようこそ!
大変お世話になりました。
鬼木の彼岸花いつものように向かえてくれたでしょうか?
今年遅い開花だったとか??
ずいぶんと暑い秋のようで この異常も又困ったモノですね。

お坊ちゃんは私と同じ「花より団子」・・・
お母さんお優しさはもうしこし経つとわかってくることでしょうね。
Posted by 夏つばき at 2007年09月25日 07:27
Greenさん
カレンダーステキに作成出来ていましたね。
彼岸花とても綺麗なので早速使わせていただきました。
ありがとう!
Posted by 夏つばき at 2007年09月25日 07:30
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